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山口の魚料理出張「さかな場ヘイヘイ」が1周年 コロナ禍で需要増、販売所新設

「魚を通じて食の体験を提供したい」と南山さん

「魚を通じて食の体験を提供したい」と南山さん

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 魚料理専門の出張ケータリングサービス「さかな場Hey Hey(ヘイヘイ)」(山口市宝町4、TEL 070-8325-0318)が11月1日で1周年を迎えた。

自宅敷地内に新設した「ヘイヘイスタジオ」

 市内在住の南山恭兵さんが「魚のおいしさや感動を伝えたい」と当初は副業として始めたが、9カ月前に脱サラして本業にした。

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 営業日の朝には萩の市場で萩産の新鮮な魚介類を仕入れ、指定された出張先で魚をさばいたり盛り付けたりしながら料理を完成させて提供する。

 南山さんは「不安もある中で始めた事業だが、コロナ禍で4月~5月はキャンセルが相次いだ。6月以降、外食はできないが『これなら楽しめる』と呼んでいただくケースが増えた。現在は3カ月ほど先まで、週末は出張の予約でいっぱい」と話す。

 SNSで積極的に情報発信しており、山口市内を中心に近郊からも個人宅でのホームパーティーや新築祝いなどのほか、イベントの来場促進としての依頼もある。料金は3万円~。内容は予算や人数などに応じて決める。

 9月上旬には、自宅敷地内に作業場を兼ねた販売所「ヘイヘイスタジオ」を設け、店舗営業も始めた。目玉商品「ヘイヘイ丼」(1,100円)は、数種類の魚やイクラなどを色鮮やかに詰めたビジュアルが好評で、1カ月で約350個を販売した。店舗の営業日はインスタグラムで知らせる。

 南山さんは「出張料理は身近ではないかもしれないが、コロナの『おかげ』でそうではなくなってきているようにも感じる。これからも要望に応えながら、新鮮な魚をたっぷりと提供し、魚のおいしさを伝えたい」と笑顔を見せる。