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宇部のカフェ「エプロン」が3周年 愛され続ける「サンハウスカレー」、ステーキ料理も

店主の河村正美さん

店主の河村正美さん

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 宇部のカフェ「キッチンapron(エプロン)」(宇部市若松町3、TEL 080-9792-3377)が12月21日、3周年を迎えた。

ボリューム感のある「Wカツカレー」

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 30年以上続いたカレー店「サンハウス」に10年以上勤めた河村正美さんが、常連客から「味を引き継いでほしい」という要望に応えて「サンハウスカレー」を引き継ぎ、2017(平成29)年に厚南で開業。1年ほどたつころに駐車場が狭いなどの理由もあって若松町に移転した。

 移転場所は「びばCaFe Ayameno」跡。昭和レトロな家具が置かれたレンガ調の店内にカウンター9席、テーブル16席を設ける。客層は学生から年配、土曜日には家族連れなど幅広い層が来店し、7割はリピーターという。

 提供するメニューは、「カレーライス」(700円)をはじめ、「人気がある」という豚・チキンカツが乗った「Wカツカレー」(1,200円)や「オムカレー」(950円)など16種類以上。

 今年の2月ごろから提供を始めたという肉メニューは「牛サガリのコロコロステーキランチ」(1,500円)「アメリカンサイズのポークステーキランチ」(1,300円)の2種類。

 河村さんは「肉屋で試食をした際に本当に美味しく、期間限定で提供しようと思った。提供して1週間ほどで口コミで広がったのか電話予約時に『あの肉が食べたい』という反響が予想以上に大きく、今も続けて提供している」と話す。

 「お店を始めるときもそうだが、常にたくさんの方が支えてくださって今の自分がいるし、人との関わりは本当に大事だと思う。感情のぶつかり合いがなく、人との触れ合いもあまりない今、この店をコミュニケーションの場として利用してほしい。お客さん同士が仲良くなっている様子もあり、それが本当にうれしい。悩みうつむいている人がいれば、顔を上げてもらえるように少しでも何かできれば」とほほ笑む。

 営業時間は11時~15時、18時~22時(夜は金曜・土曜のみ)。日曜定休。

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