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山口県飲食業生活衛生同業組合が医療従事者に「感謝のエール弁当」

「感謝のエール弁当」を贈呈した

「感謝のエール弁当」を贈呈した

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 「山口県飲食業生活衛生同業組合」が2月18日、医療従事者に敬意と感謝の気持ちを届けようと県内の感染症指定医療機関などに「感謝のエール弁当」を贈呈した。

思いを込めた「感謝のエール弁当」

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 同組合宇部支部(新天町1)は、「宇部興産中央病院」(西岐波)に200食を贈呈。加盟する市内の飲食店10店が、県の代表食材「鯨」を使った料理や県民のソウルフード「チキンチキンごぼう」のほか、各店自慢の料理を入れた幕の内弁当(各店20食ずつ)を提供した。

 提供店は、「割烹 明徳」「知路留の舘」「山口の肴 中村屋」「焼鳥 一力」(以上、中央町1)、「炉ばた 炎月」「肉酒場 肉僧」(以上、中央町3)、「レストラン CAPTAIN」(港町1)、「じゅうじゅう亭はなれ」(浜町1)、「居酒屋 お茶々」(松島町2)、「YUTAKAグループ」(中村3)の10店。

 同組合常任理事で宇部支部長の明徳親典さんは「医療従事者の方が日々頑張ってくださるおかげで今こうして生活できている。私たちができる『食』を通して少しでも元気になっていただき、思いを込めたおいしい料理で恩返しができたら」と話す。

 「医療従事者の皆様へ『敬意』と『感謝』の気持ちを届けます」がテーマの「感謝のエール弁当」の包み紙には、「共にコロナを乗り切りましょう」などのメッセージが手書きで書かれている。新型コロナウイルス感染症に第一線で対応する県内の感染症指定医療機関などに、「山口県飲食業生活衛生同業組合」の17支部で計1400食を贈呈した。

 同病院の清水昭彦院長は「職員は、一般業務にプラスしてコロナ対策の徹底などを日々行っている。医療従事者への厳しい声もいただくときもあり、体力的にもメンタル的にも落ち込んでしまうときもあるが、その中で医療従事者のことを思って届けてくださり、大変心が満たされて皆うれしく思っている。病院側からも『ありがとう』を伝えたい」と話す。

 看護部長の上田三千代さんは「地域の方が応援してくれたり、支えていただけたりすることが本当にうれしい。コロナで面会制限があるなど、私たちも今までと違った看護のあり方を身につけていかなければならないが、いただける感謝の言葉や気持ちを糧に、明日からのエネルギーにしていきたい」と笑顔を見せる。

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