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山口県内で「チキンチキンごぼう」PRキャンペーン 県内の飲食店で提供

山口県飲食業生活衛生同業組合の平川真歩さん(写真左)(写真提供=山口県飲食業生活衛生同業組合)

山口県飲食業生活衛生同業組合の平川真歩さん(写真左)(写真提供=山口県飲食業生活衛生同業組合)

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 山口県内の飲食店で現在、「チキンチキンごぼうキャンペーン」が開催されている。主催は「おいでませ山口観光キャンペーン推進協議会」(TEL 083-924-0462)。

ジューシーな「チキンチキンごぼう」

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 「チキンチキンごぼう」は、山口県の学校給食から生まれた人気メニューで、揚げたごぼうと鶏肉を甘辛のたれで絡めた料理。県民のソウルフードともいえる同料理を提供する店を増やし、観光客が気軽に味わえる「山口県の新たなご当地グルメ」として定着することを目的に行う。

 昨年度、山口市湯田温泉地区の17店で3カ月間にわたって「チキンチキンごぼう」をメニュー化して提供したところ好評を得た。本年度は県内全域を対象に参加店を募集し、県内飲食店67店が参加する(12月13日現在)。

 宇部市内では、「長州鶏手羽先のチキンチキンごぼう」(すし酒場一代目豊)、「旨辛チキンチキンごぼう」(炉ばた炎月)、山陽小野田市内で「関西風チキンチキンごぼう」(若新小野田店)が提供されているほか、山口市内22店、下関市内26店など県内で広く提供されている。

 山口県飲食業生活衛生同業組合の平川真歩さんは「県のご当地グルメとしてフグは有名だが、もっと気軽に味わえるものがあるということを伝えたい。併せて、コロナ禍で大変な思いをしている飲食店の支援にもなれば」と話す。同キャンペーンは来年3月15日まで。

 同キャンペーンに合わせ、地区予選で選ばれた地区代表参加店による決勝戦「チキンチキンごぼう選手権」(会場=維新百年記念公園の三段池周辺)を3月14日に開催する予定。主催は山口県飲食業生活衛生同業組合。地区予選は公式ウェブサイトや参加店に設置の投票用紙を使い、同組合支部ごとに得票数を集計して代表を決定する。

 平川さんは「ご当地グルメとして広まってほしいのはもちろんだが、この企画を通して、つらいことだけではなく楽しいこともたくさんあるよと伝えたい。子どもも大人も好きな味だと思うのでみんなが楽しめるものになると思う。山口グルメサミットのような感じでこれからも楽しいものができたら」と話す。

 予選期間は12月15日~来年2月28日。

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