宇部市東岐波の民泊施設「PANARI(パナリ)」(TEL 0836-58-5000)が3月3日、1周年を前に新しい取り組みとしてカフェ営業「海カフェ・パナリ」を始めた。
海水浴場「キワ・ラ・ビーチ」近くに昨年4月1日にオープンした同施設。オーナーの山田好男さんは「これまで利用者で共有していたリビング・ダイニング・キッチン棟で、チェックアウト後の時間を活用できないかと昨年秋くらいから考え始めた。利用者からの要望もあった」と話す。
建物はコンテナハウスで、テーブル席12席、カウンター席6席を設け、「波の音と潮の香りを全身で満喫してほしい」とテラスカウンター席6席も用意。店内では、大きく設けた窓から海を眺めながらスイーツやコーヒーを楽しむことができるほか、コミュニティーFM「いしがきサンサンラジオ」が流れ、沖縄の雰囲気も楽しむことができる。
カフェメニューは、日替わりのケーキを常時3種類提供するほか、「ホットコーヒー」や「紅茶」(以上、500円)、「フルーツ酵素ジュース」(600円)などのドリンクを提供する。
山田さんはオープンからこれまでを振り返り、「家族連れや友人の集まりなどで多く方にご利用いただいている。ハイシーズンの夏には特に利用が多く、お客さまが1年後の予約をして帰るほど。海が見えるカフェも宇部にはあまりないと思うので、季節や時間によって変わる景色を楽しみながらゆっくりしてほしい」と話す。
マネジャーの中川さんは「依頼があればウエディングの要望にも応えたい。海辺での結婚式やハウスウエディングなど、この場所をいろいろと活用してもらえたら」と笑顔を見せる。
カフェの営業時間は10時~14時。営業日はインスタグラムで告知する。