山口に4月23日、食パン専門店「高級食パン工房みほり」(山口市大内千坊6、TEL 083-901-2280)がオープンした。
県内を中心に飲食店を展開する「MIHORI」(大内中央)が出店。同社はコロナ禍を受け、3月に初となるテークアウト専門店「唐揚げ専門店みほり峠」をオープン。同じ建物内に「次なる」テークアウト業態として出店した。
販売するのは「高級」を売りにした食パンとフルーツサンド。食パンは、水を使わずに生クリームや蜂蜜を使って仕上げる「プレミアム生食パン」(970円)と、「外はサクサク、中はふんわり」とした食感の「山型食パン」(870円)の2種類。
フルーツサンドは、旬の果物を大ぶりのカットで挟んで提供する。現在は、「いちご」(580円)や「清見オレンジ」(430円)、「キウイ」(450円)など5種類を用意。
毎朝当日分を製造し、食パンは2種類合わせて300本、フルーツサンドは200個を販売。オープン以来、週末には行列ができるほどの人気を見せているという。手土産と家庭用の両方の利用を見込む。
藤井一正社長は「パンの業態は当社初で、テークアウト店の第2弾。テークアウト業態に注力する中で、市内に食パン専門店が少ないので出店の余地があると考えた」と話す。
「今月下旬には第3弾として、仕出し店のオープンも控えている。コロナが無ければ展開していなかったが、県内の飲食企業のリーダー的な存在であり続けられるよう、様子を見ながら時代の流れやニーズに応じていきたい」とも。
営業時間は11時~18時。