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宇部ときわ公園で「水風戦大会」 福島発祥スポーツで支援、全国大会への切符懸け

2016年に広島県福山市で行われた「第1回水風戦大会」の様子(写真提供=水風戦協会)

2016年に広島県福山市で行われた「第1回水風戦大会」の様子(写真提供=水風戦協会)

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 水風船を投げ合って勝敗を競う「『水風戦』山口宇部大会」が5月22日、宇部ときわ公園のサッカー場(宇部市則貞3)で開催される。主催は鉄道の利用促進や地域活性化に取り組む「宇部鉄道バスサポーターズ」(宇部市新天町1)。

水風船を楽しむ様子

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 「水風戦」は、2011(平成23)年の東日本大震災をきっかけに福島県いわき市を訪れたボランティアらが考案したスポーツ。福島県生まれのスポーツを全国に広め、決勝戦を同県で行うことで来県者を増やして被災地の復興支援につなげたいと2012(平成24)年には、東京都千代田区麹町と福島県いわき市を拠点にボランティアなどでつくる「水風戦協会」を立ち上げた。

 ルールは、長さ20メートル・幅10メートルのコートで4人対4人が水風船(1チーム60個)を投げ合って競う。水風船が当たって割れるとアウト。相手方チーム全員がアウトになるか、相手の陣地に置かれた浮き輪を奪えば1セットを取れる。1セット3分で行い、3セットのうち2セットを取ったチームが勝利となる。

 同大会は、いわき市で8月に開催予定の全国大会への出場権を懸けて行われる予選大会。予選は、福島県をはじめ千葉県や神奈川県など東日本各地で開いている。西日本では、2016(平成28)年の広島県福山市が初。宇部は2カ所目になる。

 予選の優勝チームが決勝戦への切符を手にする。高校生以下のチームには、「宇部鉄道バスサポーターズ」が交通費などを負担。現地で語り部と交流したり被災地や復興状況などを見てもらう。9月には、予選優勝チームが他のチームの参加者に感じたことや現状などを伝える「報告会」も実施する予定だ。

 「宇部鉄道バスサポーターズ」の三浦泉彦会長は「野球なら甲子園、ラグビーなら花園というように、いわき市を皆が目指す水風戦の聖地にすることが目標。震災から10年。今の若い人や学生にはそこでなにが起きたのかしっかりと知らない人もいる。山口市でも開催を企画しており、水風戦を夏の競技として西日本での認知をもっと広めて、被災地の現状を知ってもらうきっかけになれば。3月11日を忘れないでほしいし、活動を通じて改めて再確認してもらいたい」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~14時。参加費は1チーム1,000円。1チーム5人~8人まで。定員は10チーム。申込期限は5月15日。問い合わせは三浦会長(TEL 080-3876-6624)まで。新型コロナウイルスにより延期になる場合は参加者に個別に知らせる。

※上記イベントは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、7月24日に延期となり、開催場所は、宇部ときわ公園の「芝生広場」となりました。

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