地元出身の女性が店主のカフェ「Morrow（モロー）」が7月1日、山陽小野田市東高泊にオープンした。

スパイスカレーとベーグルサンド

　店主は山陽小野田市厚陽出身の豊広康子さん。以前はホテル内のレストランに勤務していたが、「同じ仕事をするなら自分で何かやってみたい」と今年3月に退職した。

　豊広さんは「店をやろうと決めたのは今年の4月。もともと人と話すことやカフェ巡りが好きで、いつかは自分でやってみたいという夢もあったが、まさか本当に自分が店を持つことになるとは思っていなかった。ある人の一言で動き出すことができ、たくさんの人が応援してくれてうれしい」と話す。

　店内には、テーブル12席とカウンター4席を設ける。提供するメニューは、日替わりで具が変わる「スパイスカレー」（700円）を看板メニューに、女性が食べやすい大きさにこだわったという自家製の「ベーグルサンド」（700円）や「ガパオライス」（700円）、「シフォンケーキ」（400円）など。

　ドリンクは、コーヒー（350円）、カフェラテ（400円）、ハーブティー（400円）などを提供。ドリンクはテークアウトにも対応する。

　豊広さんは「友達や家族に試食してもらいながら、どんなメニューにしようか試行錯誤して決めた。一人で切り盛りするので品数は限定されるが、期間限定メニューや日替わりメニューなども提供していけたら」と話す。

　今後については、「女性が一人でも気軽に立ち寄ってゆっくりしてもらえるようなお店にしていきたい。閉店後の夕方や夜にミーティングなどの多目的スペースとしても活用してもらえたらいいと思っている」とも。

　営業時間は10時30分～17時30分。月曜定休。