宇部市中央町に7月29日、焼き肉店「焼肉 牛ノ場(うしのば)」(TEL 0836-32-4474)がオープンした。
2017(平成29)年から肉バル居酒屋として営業してきた「お肉バル UNI(うに)」が業態変更した同店。木目調を基調にした落ち着いた雰囲気の店内に、カウンター4席、テーブル12席を備え、換気するダクトも新たに設けた。30~50代のビジネスマンをメインターゲットに据える。
宇部市上町と山口市湯田温泉で「お肉バル うに」を経営する飯塚隆博さんは「上町の店が今年6月で1周年を迎え、少しずつ地域に定着してきたと感じた。コロナ禍の状況も踏まえ、新たな業態を考える中、焼き肉店は元々挑戦してみたかったこともあり再出発を決めた」と話す。
焼き肉メニューは、カイノミを1カ月熟成させて肉のうま味を引き出すという看板メニュー「極上赤身肉」(1,680円)や「和牛サガリ」(1,480円)、「ネギタン塩」(1,180円)、「上カルビ」「上ロース」(以上1,280円)、岐阜県ブランド牛「飛騨牛A5ヒレ」(3,980円)や「熟成上州牛サーロイン」(1,680円)など。
そのほか、「極上炙(あぶ)りユッケ-うにのせ-」や肉と一緒に楽しむ「もりもりうに刺」(1,080円)などウニを使った料理も提供する。「ウニに合うような肉を選んでいるので、大粒で濃厚なウニと合わせて味わっていただけたら」と飯塚さん。
一品料理や4種類の「キムチ」、スープ、自家製プリン(380円)などのデザートも用意。ドリンク類は、生ビール(550円)や果肉入りサワー、焼酎、日本酒、カクテル、ノンアルコールドリンク(450円~)、ソフトドリンクなど約64種類をそろえる。客単価は5,000円~6,000円。
飯塚さんは「僕自身焼き肉が好きなので、多くの人に好まれる焼き肉というジャンルの市場がどんどん広がっていけば。この店は将来に向けてのモデルとして考えており、軌道に乗れば店舗を拡大していきたい」と意気込む。
営業時間は17時~24時。