うどんチェーン店「資（すけ）さんうどん則貞店」（宇部市則貞5、TEL 0836-38-8980）が8月20日、宇部にオープンする。

人気という「肉ごぼ天うどん」

　北九州を中心に福岡や熊本などで展開する「資さん」（福岡県北九州市）が運営。山口県内の出店は2009（平成21）年の綾羅木店、新下関店以来、12年ぶりで宇部には初出店。全国56店舗目。

　宇部への出店について、「九州・中国地方で3年ほど前から積極的に店舗展開を進めている中での出店。山口では下関エリアにしか店舗がないため、宇部への出店を望む地元のお客さまの声も多かった。山口宇部空港に近く、宇部市の商業施設が集積するエリアということもあり、十分な集客を見込める人口で立地の良さなどから出店を決めた」と同社広報担当者。

　場所はお好み焼き店「道とん堀 宇部則貞店」跡。店舗面積は約75坪。席数94席。仕切りを設けたカウンター席、ボックス席、座敷席を設ける。19日11時から20時までプレオープンし、20日10時から年中無休の24時間営業を開始。駐車場は67台分を備える。

　うどん、そば、各種丼物、カレー、名物の「ぼた餅」など100種類以上のメニューを提供する。うどんは、サバや昆布、シイタケなどから取っただしとオリジナルの「資さんうどん専用粉」を使う。人気メニューは「肉ごぼ天うどん」「カツとじ丼」（以上700円）で、5時～10時には6種類の「朝定食」（400円～）も用意する。

　広報担当者は「オープン前に看板やSNS、求人案内などを見たお客さまから『ついに地元にきた』『オープンが待ち遠しい』など多くの反応を頂き、子どもから年配の方まで幅広い世代に親しんでもらえている『資さんうどん』の期待値の高さを実感した。24時間営業なので、それぞれの利用シーンで立ち寄ってもらえれば。地域の一番食堂を目指して地元の方に愛される店になれたら」と話す。