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宇部に「うな道・とり道」 山口に次ぐ2号店、冬はカキ専門店に

山大医学部付属病院近くにオープンした「うな道・とり道 宇部店」

山大医学部付属病院近くにオープンした「うな道・とり道 宇部店」

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 「炭火食堂 うな道・とり道 宇部店」(宇部市南小串1、TEL 0836-32-8600)が7月7日、山口大学医学部付属病院近くにオープンした。

静岡県浜名湖産のうなぎを使う

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 山口市中心商店街内で2019年6月から営業する「炭火食堂 うな道・とり道」(中市町3)の2号店。萩市田万川のうなぎ料理店「うな道」と2019(平成31)年2月にオープンしたステーキ店「肉道 わぎゅう屋」(米屋町2)を営む谷昇吾さんが、4店舗目として出店した。

 昼はうなぎ店「うな道」として営業し、夜は焼き鳥店「とり道」として営業する二毛作店。テークアウトにも対応する。店の場所は、和食居酒屋「悠然 まめ壺(つぼ)」跡。店舗面積は約25坪。席数はカウンター6席、テーブル席20席。

 宇部への出店について、谷さんは「宇部にはうなぎ専門店があまりないと感じており、山口市に山口店をオープンしたときから出店を視野に入れていた。新型コロナの影響でなかなか出店できずにいたが、少しずつ見通しが付いてきたことから出店にこぎ着けた」と話す。

 ランチタイムの「うな道」では、静岡県浜名湖産のウナギを使ったうなぎ料理をメインに、蒸してから焼き上げる関東風で提供する。ラインアップは、「うな丼」(2,068円)や「うな丼上」(3,278円)、「白焼き」(3,278円)、「ひつまぶし」(3,388円)など。「本日の焼き鳥定食」(1,078円)など5種類の定食メニューも用意する。

 ディナータイムの「とり道」では、県産ブランド鶏「長州黒かしわ」を使った焼き鳥メニューをメインに提供する。炭火焼き鳥、豚、牛、「鰻(うなぎ)炭焼き串」(1,280円)など串メニューを豊富に用意するほか、唐揚げなどの揚げ物、「やみつきキュウリ」(390円)などの一品料理など、居酒屋メニューもそろえる。

 11月中旬ごろからは、冬季限定で「牡蠣(かき)処 てら政」に店名を変更し、テーブルに炭焼き台を設置して、広島綱元直送のカキを食べ放題(90分制)で提供する。谷さんは「食べたい分だけお客さま自身で水槽の中から取って焼いてもらうセルフ形式。コロナ禍で宴会需要も見込めない中で、少人数で楽しめる新たな取り組みとして昨年11月に山口店で始めた業態」と話す。

 「地元の方にとって必要な店になっていきたい。世の中や飲食業界を早く明るく、もっと元気にするためにも、コミュニティーの場としても活用してもらいたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~23時(「うな道」=11時~17時、「とり道」=17時~23時)。

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