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宇部で将棋「竜王戦」 会場ホテルに藤井聡太三冠、豊島将之竜王の等身大パネル

「おもてなしできれば」とANAクラウンプラザホテル宇部の麻生支配人

「おもてなしできれば」とANAクラウンプラザホテル宇部の麻生支配人

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 将棋の八大タイトルの一つ「竜王戦」の第34期第4局が11月12日・13日、ANAクラウンプラザホテル宇部(宇部市相生町8)で開催されるのを前に、豊島将之竜王と挑戦者・藤井聡太三冠の等身大パネルがロビーに登場した。

豊島将之竜王と藤井聡太三冠の等身大パネル

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 宇部市制施行100周年記念事業の一環として、市が中心となって誘致した対局。ムードを盛り上げようと、10月11日にパネルを設置した。対局は、ホテル14階の洋室スイートルーム(34坪)を和室にアレンジして行われる。

 最高峰のタイトルといわれる「竜王戦」。第1局は今月8日・9日に東京で行われ、123手で藤井三冠が勝利し、タイトル奪取に向けて好スタートを切っている。第2局は今月22日・23日(京都市)、第3局は今月30日・31日(福島県いわき市)に行われる。3連覇が懸かる豊島竜王に挑む好調の藤井三冠という構図で、注目を集める対局となる。

 会場となる同ホテルの麻生隆義支配人は「会場に選んでいただき光栄な思い。対局中のおやつも注目されているが、当ホテルとしても地元色を出したものでおもてなしできるようにと考えているところ。気持ちよく対局していただける空間を提供したい」と話す。

 宇部市文化・スポーツ振興課の荒武則弘課長は「市制100周年で最高位タイトルが開催されることは大変喜ばしい。将棋ファンだけでなく、全国が注目するこの対局を市民の皆さんと共に盛り上げていきたい」と話す。

 当日は、宇部市渡辺翁記念会館(朝日町8)で「大盤解説会」が行われる。ゲスト棋士がモニターで対局を見ながら、来場者に盤面や棋士の様子を解説する。そのほか、次の一手を予測する「次の一手クイズ」も行う。入場は各日500人までに制限する。専用サイトから事前の申し込みが必要で、応募多数の場合は抽選。入場料は大人=2,000円、中学生以下=1,000円。申し込み締め切りは11月2日。

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