サッカーJ2のレノファ山口FCが10月17日、セービング陸上競技場(下関市営下関陸上競技場、下関市向洋町1)で水戸ホーリーホックと対戦する。
9月29日に監督が交代して名塚善寛監督が就任したレノファ。名塚監督の初陣となった前々節の東京V戦は、前半に先制しながらも後半に逆転されて1対2で敗戦。前節の新潟戦は、昇格争いを繰り広げる相手を立ち上がりから苦しめたが、後半にゴールを許して0対1で惜敗した。
名塚監督就任後はまだ勝利がなく、現在4連敗中で順位は17位。今節は2年ぶりの下関開催で現在9位の水戸ホーリーホックと対戦する。
名塚監督は「昨年は下関でやれなかったが、僕が来てから下関では負けた記憶がないのであやかりたい。下関に来てくれるサポーターのためにも、選手が躍動して一生懸命ボールを奪いに行って全員で攻撃する、ゴールを目指す、全員で守備をする、というプレーを見てもらいたいし、それで何かを感じてもらえたら」と話す。
対戦する水戸については、「前からアグレッシブに来る、プレッシャーをかけてくるし、カウンターも鋭い。前に前にという部分では僕らがやろうとしているサッカーに似ていると思うが、臆することなくガチンコで勝負したい」と意気込む。
前節の新潟戦で6試合ぶりに先発復帰したGKの関憲太郎選手は「水戸はビルドアップもうまいし、個人個人の能力も高いので、ビルドアップだけでなくシンプルに裏を取ってくる。そういう部分の連携を深めて試合で表現したい」と話す。
14時キックオフ。同日は競技場で、キッチンカ―による飲食物の販売や雑貨を販売するブースなどが出店する「下関マルシェ」も開かれる。同マルシェの開催時間は10時~17時。