期間限定のカキ小屋「牡蠣(かき)処 てら政」(宇部市南小串1)が11月15日、山口大学医学部付属病院近くにオープンした。
今年7月にオープンした「炭火食堂 うな道・とり道」が業態変更して期間限定出店する。同店はこれまで、昼は「うなぎ店」、夜は「焼き鳥店」として営業してきたが、来年3月末ごろまでは「カキ小屋」として営業する。
カキは、広島綱元直送。店舗入り口付近に設置した生けすからカキを選び、テーブルに設置された炭焼き台で焼くセルフ形式。料金は食べ放題(90分制)で、男性=3,520円、女性・高校生=2,860円、小中学生=1,100円、小学2年生以下無料。炭代は1卓につき330円。
食べ放題のメニューとして、焼きカキ、蒸しカキ、カキフライ、カキ飯、カキ汁も用意。それぞれ単品注文にも対応する。店主の谷昇吾さんは「焼きガキだけでなく、さまざまなカキ料理を用意した。新鮮で濃厚なカキをリーズナブルに満足いくまで楽しんでもらえたら」と話す。
カキ小屋の期間中は、ランチタイムのメニューに「綱元の牡蠣三昧定食」(2,398円)、「カキフライ定食」(1,650円)を追加。静岡県浜名湖産のうなぎを使った「うな丼」や「ひつまぶし」などのうなぎの定番メニューや、「若鶏のから揚げ定食」などの人気メニューはそのまま提供する。
ディナータイムは、「カキの唐揚げ」(880円)や「カキグラタン」(890円)などの一品料理のほか、山口県産ブランド鶏「長州黒かしわ」を使った炭火焼き鳥や野菜串などの串メニューを提供する。
山口市の中心商店街内で営業する「炭火食堂 うな道・とり道 山口店」も同様に業態変更している。
谷さんは「コロナ禍で大人数での宴会が難しくなったことから、少人数でワイワイ楽しんでもらえるようにと昨年12月に山口店で始めた。アフターコロナの飲食業のあり方として、これからもちょっとしたエンターテインメントを提供し、生産者もお客さまもみんなハッピーになれるものが提案できたら」と話す。
営業時間は11時~23時(ランチ=11時~17時、ディナー=17時~23時)。食べ放題の最終受け付けは21時30分。