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山口のカフェ「カフェド・センス」が3周年 地元工務店が地元食材使い

「心のよりどころとなるお店を目指していきたい」と話すチーフの佐々木さん(左)

「心のよりどころとなるお店を目指していきたい」と話すチーフの佐々木さん(左)

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 週末限定で営業する健康カフェ「カフェド・センス」(山口市大内御堀6)が12月15日、3周年を迎えた。

通常メニューの「季節のランチプレート」

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 運営は自然素材の家づくりを手掛ける工務店「スタジオセンス」。山本尚志社長は「住まいだけでなく食事からも健康を提案していこうとカフェをスタートさせた。幅広い層の人に様々なシーンで利用してもらい、とてもうれしく思っている」と話す。

 同店のコンセプトは「人と地球の健康にやさしい空間づくり」。1階に約30席、2階に約20席を設ける店内で旬の地元食材を使ったメニューを提供するほか、食材として使っている地元農家の野菜やオリジナルブレンドティー、オーガニックコーヒー、竹由来の洗濯洗剤「バンブークリア」なども販売。環境に配慮して、「バンブークリア」は量り売りにも対応している。

 通常メニューとして提供するのは、メインを肉・魚・カレーから選ぶ「季節のランチプレート」(1,350円)。期間限定でピザのランチプレート4種類(1,350円)も提供する。どのメニューも地元農家直送の野菜を使い、使用する調味料もオーガニックにこだわる。

 6月から木曜も営業。ランチボウル、スープ、スイーツ、ドリンクのセット「木曜日だけの特別ランチ」(1,650円)を限定20食で提供している。

 同店のチーフで栄養コンシェルジュの民間資格を持つ佐々木真理さんは「一からスタートした店づくりは試行錯誤の繰り返しだったが、足を運んでくれるお客さまがいたからこそ経験を重ねることができ、成長する機会ももらえた。今後もコンセプトは大事にしながらも、もっと自由な発想で『人と地球にやさしい』を具現化していきたい」と話す。

 山本社長は「カフェを利用する人だけでなく、地元の野菜を楽しみに来店する人も多い。当社は家づくりを通して、体や環境に負荷を掛けない暮らしを提案している。当カフェの提案も同じ。ぶれずに、これからもコツコツと営業を続けていきたい。住環境も食事も地産地消を大切にしてライフスタイル全般を提案できる会社であり続けたい」と話す。

 営業時間は、木曜=11時~14時30分、金曜・土曜・日曜=11時~16時。月曜・火曜・水曜定休。

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