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山口・きらら浜自然観察公園でバードウオッチング 絶滅危惧種を観察

「山口県立きらら浜自然観察公園」で見られる「クロツラヘラサギ」

「山口県立きらら浜自然観察公園」で見られる「クロツラヘラサギ」

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 山口県立きらら浜自然観察公園(山口市阿知須)で1月9日、「ぶち楽しいバードウォッチング」が開かれる。

絶滅危惧種の「ズクロカモメ」

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 バードウオッチングは、開園時から毎月テーマを変えて行われており、今回は「しっかり見よう!絶滅危惧種 クロツラヘラサギとズグロカモメ」と銘打ち、絶滅危惧種に指定されている「クロツラヘラサギ」と「ズグロカモメ」の2種にスポットを当てる。

 参加者は同園のレンジャー(自然観察指導員)による鳥の生態や個々の特徴などの説明を聞きながら往復約1キロのコースを散策し、双眼鏡での観察や写真撮影などを楽しむ。

 指導係チーフレンジャーの繁里昇さんは「2種ともユーモラスで独特な餌の捕り方をする。その愛らしさや自然の豊かさなどを体感し、大人も子どもも楽しんでもらえたら。絶滅危惧種に限らず自然の生き物の背景を知ってもらい、自然を守る大切さを感じてほしい」と話す。

 当日は、けがをして飛べなくなったクロツラヘラサギを保護する「クロツラヘラサギの保護・リハビリセンター」を一般公開する。「多摩動物公園」(東京都日野市)から譲り受けたクロツラヘラサギ2羽を間近で見ることができる。

 同園では11月~3月、山口県に越冬で飛来するさまざな種類のカモやハマシギ、ダイゼンなども見られるという。繁里さんは「春はウグイスがさえずり始め、秋にはトンボなど、四季を通じて身近に自然と触れ合える場所。足を運んでもらえれば」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~12時。定員は先着30人。参加無料(ビジターセンターへの入館料200円が必要、18歳以下無料)。申し込みはメールで受け付ける。

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