山陽小野田のコミュニティーFM「FMスマイルウェ~ブ」が2月3日、開局10周年を迎える。
2012(平成24)年に山口県内7局目のコミュニティーFM局「FMサンサンきらら」として開局。2021年1月に「FMスマイルウェ~ブ」へと名称を変更した。
穐本真一局長は「市民の皆さんからたくさんの支援を頂き本当に感謝している。2018年からインターネット放送を始めたり、最近では市内各地のイベント会場からサテライト放送を行ったりすることで、確実にリスナーが増えてきている」と話す。
開局10周年を記念し、2月5日18時から「開局10周年特別番組27時間ラジオALWAYS SMILE」を放送する。同局初の試みとなる27時間生放送で、6日21時までノンストップでオリジナル番組を放送する。
内容は「朝だ!はばたくラジオ」「おひるドキ超DX」などのレギュラーの情報番組のほか、「厚狭川横断ウルトラクイズ」「スマイル笑点」などのバラエティー番組まで、23の番組を多彩に展開。
5日18時30分からは「コミュニティカフェwakayama」からサテライト放送で音楽ライブを生配信するほか、深夜2時からの「みなと発Midnightラヂヲ」では1028(トーフヤ)の2人がスタジオから生ライブを配信する。6日15時からは「バレンタイン直前!おのサンラジオ!」と題し、おのだサンパークから生中継を行う。
特別番組を企画したFMスマイルウェ~ブのスタッフ・釼(つるぎ)さんは「周年特番を始めて今回が5回目。毎回いろいろな内容を企画しているが27時間生放送というのは初めてなので、どんな展開になるか楽しみ」と話す。
釼さんと共に企画したインディーズ落語家・ハイジさんは「パーソナリティーの皆さんが一緒になって考えてくれて打ち合わせから盛り上がった。27時間という長丁場なので全てを聴くのは難しいと思うが、思い出した時に聴いて笑ってもらえれば」と話す。
穐本局長は「山陽小野田市の情報源として、ここを聴けば地域の情報が全部分かるというくらい隅々まで情報を届けていきたい。これからは地域の方々や子どもたちが関わる番組も増やし、市民の皆さんにもっとラジオを使ってもらい、市民が作っていく身近な放送局にしていきたい」と話す。
FMスマイルウェ~ブの放送周波数は89.7メガヘルツ。アプリ「FMプラプラ」をダウンロードすればスマートフォンやパソコンからラジオを聴くことができる。