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山陽小野田で「埴生てるマルシェ」 「浜のてんぷら屋」が会場提供、コラボ商品も

「マルシェで埴生を盛り上げたい」と話すみなさん

「マルシェで埴生を盛り上げたい」と話すみなさん

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 マルシェイベント「埴生てるマルシェ in 浜のてんぷら屋」が3月5日、山陽小野田の「浜のてんぷら屋」(津布田)で開かれる。

コラボ商品のてんぷら

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 同イベントは、埴生地区を盛り上げたいという思いを持つ人が集まって2020年11月から定期的に開いており、若手農家や漁協関係者、自衛官、会社員など地域のさまざまな業種の人が参画している。埴生漁港や山口銀行埴生支店などを会場にしてきたが、今回は「浜のてんぷら屋」で初めて開く。

 浜のてんぷら屋を運営する西海食品の藤田悟会長は「当社も以前は年に2、3回イベントを開いていたが、コロナ禍で大掛かりなイベントはできなくなった。社会全体に前向きな空気がない中で、若い人達が地元を盛り上げようとしていると聞き、当社の敷地内での開催を提案した」と話す。

 当日に向けて、同社では埴生てるメンバーが作ったホウレン草を使ったてんぷらを開発。ホウレン草、ウインナー、コーンで作った洋風味の「ジャーマン風はぶ天」と、ホウレン草、人参、すりゴマで作った和風味の「ポパイのごまあえ」の2種類で、2月中旬から販売を開始し、常連客から好評を得ているという。現在はお試し価格の1枚150円で販売しているが、当日は特別価格の同100円で数量限定販売する。

 ほうれん草、ブロッコリーなど埴生産の野菜や、「ごろうのはたけ」のイチゴ、埴生産野菜とコラボしたパンなどの販売も予定する。

 埴生てるマルシェの久保田宏司代表は「コロナ禍でイベントの会場がなかなか見つからず、苦労していたので今回はうれしかった。埴生、津布田地区にはスーパーがなくて不便なので、地元の人がわくわくするようなマルシェを開きたい。4月にも行うと決定している。今後も定期的に開き、みんなで埴生地区を盛り上げていきたい」と話す。

 開催時間は10時~14時。売り切れ次第終了。

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