炭火焼きハンバーグ専門店「挽肉ノ玉ヤ」(山口市楠町)が3月9日、山口にオープンした。
店主の寺本淳さんは、前職で大手飲食チェーンの新規出店に携わり、山口県内の新店立ち上げ責任者に起用されたことで山口との縁が生まれ、穏やかな環境や人の優しさが気に入り、山口での開業を決意したという。
寺本さんは「コロナ禍ではあるが、得意な飲食分野で地域を元気にしたい。高級感のある店内で本格的なハンバーグを提供する。長年の経験をもとにおいしいハンバーグを探求したので、五感で楽しんでほしい」と話す。
席数は、テーブル席12席、カウンター席25席。店名は、「肉肉しさ」を伝えるため「挽肉」の言葉を使ったという。
「挽肉玉」の肉は、つなぎを使わない国内産牛肉100%で当日ひきたてのものを使う。各席には特注で作った炭火の焼き台を設置し、自分好みの焼き加減でハンバーグを焼くことができる。米、みそ、野菜は山口県産を使うこだわりも見せる。
メニューは、「挽肉玉」(ハンバーグ)、ごはん、みそ汁、薬味、卵をセットにした「挽肉玉定食」(1,300円)を用意。「鬼おろし」(100円)、「映えるチーズ」(200円)、「炭焼きアボカド」(300円)などのトッピングメニューもそろえる。「挽肉玉」は、1人3個まで同一料金。「炊き立てご飯」はお代わり無料。客単価は1,500円。
寺本さんは「飲食のウォルトディズニーになりたい。飲食はエンタメであるべきで、満腹感と一緒に幸福感を得てもらえる存在でありたい。当店で人が交流し、おなかいっぱいの満足と明日への元気を持ち帰ってもらえれば」と話す。
営業時間は11時~21時。