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山口・一の坂川沿いに瓦そば専門店「柳屋」 長門湯本に次ぐ2店舗目

「柳屋 山口 一の坂川店」の外観

「柳屋 山口 一の坂川店」の外観

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 山口・一の坂川沿いに瓦そば専門店「柳屋 山口 一の坂川店」(山口市新馬場)が3月5日、オープンした。

食感が楽しめる瓦そば

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 2020年11月に長門・湯本温泉にオープンした「柳屋」の2店舗目。店長の村田紀子さんは「山口県内で広く親しまれている郷土料理・瓦そばをより多くのお客さまに気軽に味わってもらいたいと昨年夏ごろから準備してきた。桜と蛍の名所で知られる一の坂川は、川沿いの桜並木、風情のある落ち着いた街並みなどが長門湯本店と同様の風情で、この場所に決めた」と話す。

 店舗面積は約5坪。一の坂川を眺めながら食事ができる窓側のカウンター席4席とテーブル席8席を設ける。元うどん屋だった店舗の和の雰囲気を生かしながら「敷居が高くなく、和みやすい雰囲気」に仕上げたという。

 メニューは、「瓦そば」(1,298円)、「しらすめしセット」(1,958円)、「牛めしセット」(1,848円)、「わかめむすびセット」(1,628円)の4種類。瓦そばは、同店オリジナルの茶そばとかんきつ風味のつゆで提供する。

 テイクアウト窓口を設け、専用メニューも販売する。提供するのは、持ち帰り用の「瓦そば」(864円)、「みたらし団子」(1本162円~)、3種類の「アイスキャンデー」(216円)、「トビキリラムネ」 「炒(い)り立てほうじ茶」(以上270円)など。

 「長門湯本店は、まだ本場の瓦そばを食べたことがないという県外の観光客から地元の人まで多くの来客がある。SNSで拡散されて若い世代の来店も増え、客層の幅も広がってきた」と村田さん。

 「熱々の瓦で食べる本格的な瓦そばを提供する。こぢんまりとした店だが、ジュージューと聞こえる音や香ばしい匂い、立ちのぼる煙など、臨場感あふれるご当地グルメを気軽に体験してもらいたい。『また行きたいね』と思ってもらえるような場所となり、お客様の思い出をつくれたら。店の近くには図書館や美術館などのんびりできる場所がたくさんあるので、食事の後には川沿いを散策しながら楽しんでほしい」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~16時(テイクアウトは17時まで)。火曜定休。

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