山陽小野田市在住のカラーセラピスト・福田真紀さんが4月21日、山口県内で活動する個人や店舗を紹介するフリーペーパー「えがおのたねまき」を創刊した。
ラジオパーソナリティーやライターとしても活動する福田さん。これまでにカラーセラピーやイベントなどで出会った「オーガニック」「無農薬」「グルテンフリー」をテーマに活動する人たちを取り上げ、「こころとからだと地球が喜ぶ暮らし」をテーマに発行する。
福田さんは「元々『オーガニック』に興味があったが、子育てや食事改善のパーソナルレッスンを受けたことでより強く興味を持ち、そうしたことを大事にしている人や取り組みをしている人とつながりたいと思うようになった。企業のように大きな媒体に取り上げられるほどの規模ではないが、個人レベルですごい活動をしている人がたくさんいる。そうした人たちの思いを自分らしい形で伝え、応援したいとの思いで創刊した」と話す。
同紙では、人を紹介する「えがおのたねまきびと」のコーナーのほか、カラーセラピーを受けた人の感想や活動を紹介する「カラーセラピー講座受講生インタビュー」、季節に応じた色について解説する「いろのおはなし」などを掲載している。
発行後の反響について福田さんは「最初は少しずつ広まっていけばと思っていた。多くの人から反応をもらったり、山陽小野田市立図書館の山本安彦館長から『図書館に置きたい』とコメントを頂いたりして驚いた。紹介したい人はまだまだたくさんいるので、年5、6回を目標に発行していければ」と笑顔を見せる。
「これまでやってきたことが全てつながって冊子になった。これをきっかけにオーガニックや地球、心についても興味を持ってもらいたい。冊子を通じてご縁がつながり、『えがおのたね』が広がって花が咲けば」とも。
配布場所は福田さんが参加するイベントや山陽小野田市立図書館、「コミュニティカフェwakayama」、「カフェド・センス」など。