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山口に「定食酒場 きらく」 駅通りから移転、定食中心に夜は居酒屋メニュー

「気楽に日常使いしてもらえたら」と佐伯さん

「気楽に日常使いしてもらえたら」と佐伯さん

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 定食と居酒屋メニューを提供する「定食酒場 きらく」(山口市中央1)が4月11日、山口にオープンした。

「定食酒場 きらく」の外観

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 山口市駅通りで2018(平成30)年から営業してきた居酒屋「駅通り酒場 きらく」が移転し、昼は定食メニュー、夜は居酒屋メニューを提供する「定食酒場」に刷新。店舗面積は移転前の約3倍の規模となり、店内にカウンター5席、テーブル12席を備える。

 店内の壁にはメニューの札をかけ、大衆食堂や大衆酒場の雰囲気を演出する。店主の佐伯大さんは「このエリアには、店名に『食堂』を掲げている店が少ないと感じた。小さいころから食堂の楽しい雰囲気が好きで、ずっと前からこんな店をやりたかった。映えるのもいいが、昔ながらの店をなくさずに残していきたい」と話す。

 ランチメニューは、「鶏唐揚げ定食」「チキンカツ定食」「チキン南蛮定食」(以上750円)、「豚生姜焼き定食」「エビフライ定食」(以上800円)、「親子丼」(700円)や「カツ丼」(800円)、「カレーライス」(600円)、「肉うどん」(600円)など。

 18時以降は、揚げ物や炒め物、定食のおかずの一品料理、居酒屋の定番メニューなど「ご飯に合うおかずや酒のあてになる料理」を提供する。夜の客単価は3,000円前後を想定する。

 佐伯さんは「仕事帰りにコンビニ弁当でなく、作り手の見える温かいごはんを食べてもらいたい。おなかをすかせた学生から、ちょっと一杯飲みたいビジネスマン、お年寄り、家族で手軽に食事がしたいときなどで幅広く利用してもらい、にぎやかな大衆感のある店になれば」と話す。

 「以前は家飲みの延長をコンセプトにしていたが、今度は『家庭の延長』。アットホームで地域の人が心置きなく過ごせる場所にしたい。気軽に寄ってもらい、店名通り『気楽に』過ごしてもらいたい。誰もが顔なじみになって常連の人であふれていってほしい」と笑顔を見せる。

 営業時間は、11時~14時、18時~23時。日曜定休。

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