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山口のカフェ「ひにけに珈琲」が1周年 夫婦二人三脚で切り盛り

山口のカフェ「ひにけに珈琲」の外観

山口のカフェ「ひにけに珈琲」の外観

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 山口の「ひにけに珈琲(コーヒー)」(山口市今井町)が1月16日、1周年を迎えた。

「ひにけに珈琲」の店内

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 店主は岩国出身の緒方義久さんで、妻の由貴さんと夫婦二人三脚で切り盛りする。前職は県外で営業の仕事をしていた緒方さんは休憩で喫茶店を利用することが多く、いつか自分も店を持ちたいと思うようになったという。

 店名の「ひにけに」は、「日々に変わって、日増しに」という意味があり、「日常から離れてほっと、ゆっくり過ごしてほしい」「店を出るときに明日も頑張ろうと笑顔になってほしい」という思いを込めた。

 緒方さんはこれまでを振り返り、「客層は幅広い。カフェ巡りが趣味の人や飲食業関係の人がアドバイスをくれたり、学生さんがおいしかったと感想を言ってくれたり、お客さんとの会話を通して山口の温かさを実感している。会話の中で山口の知らない情報を教えてもらうことも多く、自分の中にある山口が広がった」と笑顔を見せる。

 モーニングで提供するメニューは、「天然酵母パンプレート(天然酵母パン・サラダ・豆乳ヨーグルト・ドリンク)」(750円)。ランチメニューは、「カレー(サラダ付き)」(980円)、週替わりの「ランチプレート(メイン・副菜3品目・サラダ・雑穀米)」(1,100円)を用意。

 カフェメニューは「ひにけにブレンド」(500円)、「湯田温泉ブレンド」(500円)などで、注文を受けてから焙煎(ばいせん)するコーヒー豆は常時20種類以上をそろえ、好みのロースト具合に仕上げて提供する。

 緒方さんは「あっという間に過ぎた1年だった。今後は、雑貨やギフトの販売も少しずつ増やしていくなど、お客さんに満足してもらえる店になるようアップグレードしていきたい」と意気込む。

 営業時間は9時30分~18時。モーニングメニューは9時30分~11時30分、ランチメニューは11時30分~14時。月曜・火曜定休。予約不可。

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