10月2日に開幕の「第29回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)」に出品される野外彫刻15点の模型を展示する「実物制作指定作品紹介展」が現在、宇部・ときわ湖水ホール(宇部市沖宇部)で開かれている。
今回の応募総数は299点で世界49カ国からの応募があった。昨年9月に選考委員会が1次審査会を行い、選んだ入選模型作品40点の中から「実物制作指定作品」の15点の模型10分の1サイズで展示する。会場には、アクリル板を使ったコロナ禍を表現した作品や宇部の歴史を意識した作品なども並ぶ。作家が解説する作品コンセプトなども紹介している。
宇部市文化振興課の三浦梨絵さんは「実物が10倍の大きさで展示されたときには、全く見え方が変わり、より感激が増すと思う。自分の気になる作品や応援したい『推し』の作品を見つけて、10月の本展を楽しみにしてもらえれば」と話す。
開催時間は10時~16時。火曜休館。6月19日まで。