うどん店「どんどん東岐波店」(宇部市東岐波、TEL 0836-52-7772)が7月1日、宇部・東岐波の「ハイパーモールメルクス宇部」敷地内にオープンした。
「スナダフーヅ」(萩市唐樋町)が展開するチェーン店。同社は1972(昭和47)年12月創業で、今年で50周年を迎える。砂田透社長は「飲食店が10年20年続けるのは難しいと言われている中で50周年を迎えられたのは、地元の人をはじめ、遠方からも来店してくれた皆さまのおかげ。山口県のソウルフードとも言ってもらえるようになりうれしい」と笑顔を見せる。
宇部には1996(平成8)年にゆめタウン宇部内に初出店し、「宇部際波店」(厚南中央1)、「フレスポ宇部東店」(東梶返3)に次ぐ4店舗目の出店となる。同店は全国34店舗目。
今回の出店について、砂田社長は「25年間営業していたサンパークあじす店を昨年6月に閉店し、残念という声が多数寄せられた。長年通っていただいたお客さまのために、阿知須からも宇部からもアクセスが良い物件との出合いがあり出店を決めた」と話す。
店舗面積は約42坪。席数はテーブル席78席。内装は「和モダンテイスト」に仕上げた。
メニューは、「肉うどん」(530円)、「カレーうどん」(590円)、「天ぷらうどん」(520円)、「かきあげうどん」(500円)、「かつ丼」(600円)、「親子丼」(590円)など30種類以上。テイクアウトにも対応する。
砂田社長は「うどんが一番おいしい釜揚げの状態で提供する。気温や温度によって変わるが、生麺のゆで時間は約15分。麺をゆでる『窯担当』が、麺がゆで上がる時間帯の来店客数を予想してゆでているので、待たせずに熱々の状態で出せる。安いことやおいしいだけでなく、『具材はできるだけ添加物不使用で、自然に近く、体に良いもの』で毎日食べても飽きの来ない味を提供している」と話す。
「食は未来を明るくする力があると思っている。おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に、部活帰りの夕方やテスト期間におなかをすかせた学生さんたちなど、当店が家族や友達との良い思い出の場所になってほしい。県内だけでなく日本中に広め、『その町で一番愛されるうどん屋』になっていきたい」とも。
営業時間は10時~21時。