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山口でマルシェ「パンと珈琲のフェスティバル」 過去最大の出店数

過去の同イベントの様子(写真提供=KDDI維新ホール)

過去の同イベントの様子(写真提供=KDDI維新ホール)

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 マルシェイベント「パンと珈琲(コーヒー)のフェスティバル」が9月3日・4日の2日間、山口市産業交流拠点施設「KDDI維新ホール」(小郡令和1)で開かれる。主催は同施設指定管理者の森ビル都市企画・コンベンションリンケージ共同企業体。

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 同イベントは昨年7月から同会場の自由通路で開催してきたが、5回目となる今回は「フェスティバル」と銘打ち初めてメインホールで開く。これまでの約3倍という40店以上の飲食店が集結し、パンやコーヒーのほか、地元食材を使った加工品の販売やワークショップなどを行う。

 KDDI維新ホールによると、毎回1日1000人以上の来場があり、施設の人気イベントとして定着してきているという。企画に携わる中岡佑輔さんは「毎回多くの来場があり、当初の目的であった施設の認知は広まってきたように思う。このイベントが新山口に来たくなるきっかけの一つになれば」と話す。

 屋外にはキッチンカー8台が並び、唐揚げやたこ焼き、スイーツ、ソフトクリーム、サンドイッチなどを販売する。同施設内の2階では、「チョークアート」や「木の箸作り」など、ハンドメード作家やイラストレーターなどによる子どもも楽しめるワークショップを行う。

 自由通路では、同イベントのデザインマークを手がけたアーティスト・ミレイヒロキさんによるワークショップを行う。ミレイさんのシンボルである「花」の形に切った紙を来場者全員で色付けして一つのオブジェに貼っていくもので、来場者がそれぞれに願いを込めて作品を作り上げる。

 中岡さんは「今回は大幅にパワーアップし、パンやコーヒーが大集結したので足を運んでもらいたい。パンなどを買ってお昼を食べた後は、今までにしたことがない体験をしてもらい1日楽しんでもらえれば」と話す。

 「今後はイベントがない日にも当施設を利用してもらえるように活用の仕方をいろいろな形でアプローチしていきたい。1階のコミュニティーラウンジは、イベントやセミナーがない時間にはフリースペースとして誰でも気軽に利用できるし、2階はワークショップだけでなく、個展を開いたりセミナーを開いたりすることもできるのでこの機会に知ってもらえれば」とも。

 当日は、検温やマスク着用、各ゲートにアルコール消毒液の設置、イベント参加者全員(キッチンカーのみの利用は除く)にリストバンドを装着してもらい入場制限を設けるなど感染症対策を徹底する。

 開催時間は10時~16時(パンは売り切れ次第終了)。各店で出店日は異なる。

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