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宇部と山口で「大人版宇宙の教室」 地域の指導者育成、楽しみながら学ぶ

「かさ袋ロケット」を飛ばす様子(写真提供=山口県教育庁)

「かさ袋ロケット」を飛ばす様子(写真提供=山口県教育庁)

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 大人向けの科学教室「大人版 宇宙の教室」が9月30日に宇部市、10月1日に山口市で開かれる。主催は山口県教育委員会。

「熱気球をとばそう」の様子

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 認定NPO法人「子ども・宇宙・未来の会(KU-MA)」と「JAXA宇宙教育センター」が提供する教材を用い、宇宙や自然、子どもたちが不思議に思う現象について学ぶ親子向けの科学教室「宇宙の学校」の大人版。

 「宇宙の学校」のノウハウを大人が体験することで、宇宙教育活動を実践するための知見や経験を習得し、各地域での指導者の育成を目指す。「宇宙の学校」で実際に使用する教材を基に、宇宙教育に関する講義や、「やじろべえを作ろう」「紙筒ロケットを作って飛ばそう」「望遠鏡と皆既月食」などの科学実験も予定する。

 第1回は2会場あり、9月30日に「山口県産業技術センター」(宇部市あすとぴあ4)で、10月1日に「防長青年館パルトピアやまぐち」(山口市神田町)で行う。第2回は、12月17日に「山口県セミナーパーク」(山口市秋穂二島)で行う。対象は18歳以上で宇宙教育に興味がある人(高校生不可)。参加費は第1回・第2回合わせて1,500円。

 山口県教育庁地域連携教育推進課の村永憲久さんは「過去の開催時には、教育関係者はもちろん公民館などでこうした教室をやってみたいと考えている人なども参加してくれた。指導者の養成と聞くと難しそうに感じるかもしれないが、科学実験を通して宇宙のことが分かるのは楽しい。難しく考えずに気軽に参加してもらえれば」と話す。

 申し込み締め切りは9月16日。定員は30人の予定で、申込者多数の場合は抽選する。

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