サッカーJ2のレノファ山口FCが9月14日、ホームスタジアム「維新みらいふスタジアム」（山口市維新公園4）でツエーゲン金沢と対戦する。

レノファの関憲太郎選手

　前節はアウェーでFC町田ゼルビアと対戦したレノファ。互いにゴールネットを揺らせず一進一退の展開で進む中、途中出場した沼田駿也選手が80分にゴールを決めて先制。そのまま逃げ切って1-0で勝利し、今季アウェー2勝目を挙げた。レノファは現在、勝ち点39で順位は18位。

　名塚善寛監督は、町田戦について「守備は改善してきている。ギャップもそんなにできていなかったし、背後へのケアや縦パスを入れさせないことも集中してやれたのが良かった」と振り返り、「キャンプからやってきている戦術を全員がだいぶ理解できている。夏に途中加入してきた選手らがチームに新しい風を吹かしてくれている」と話す。

　対戦する金沢は現在17位で、レノファより1つ上の順位にいる。前半戦の対戦（第15節）は、レノファが攻め込みながらもゴールを奪えず、94分にカウンターからゴールを決められて0-1で敗戦。ゴールキーパーの関憲太郎選手は「人に対してしっかりはめ込んできてカウンターが鋭い。そういう部分で前回のアウェーではやられたので、そういうところを注意深く、なおかつ自分たちの試合ができればいい」と話す。

　金沢戦は今季ホーム戦最後のナイトゲーム。平日開催ということもあり、前半終了後から試合終了まで「後半半額チケット」を販売する。前回のホーム戦と同様に「声出し応援運営検証対象試合」として実施し、ホームゴール裏自由席とアウェーゴール裏自由席に「声出し応援エリア」を設ける。

　当日は、ホーム戦イベント「オレンジドリームパーク」が15時に始まり、恒例の飲食ブース「グルメガーデン」を開くほか、山陽小野田市がサンクスデーPRブースを設置してガラスブランド「CLASSGLASS」や「スマイルハロウィンさんようおのだ2022」のPRを行う。

　19時キックオフ。