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山陽小野田の「八丁堀」がリニューアル 自然薯料理、居酒屋メニュー提供へ

「広島つけ麺と天然のとろろを楽しんでほしい」と安部さん

「広島つけ麺と天然のとろろを楽しんでほしい」と安部さん

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 山陽小野田で広島風つけ麺専門店として営業していた「八丁堀」(山陽小野田市日の出1)が、「とろろ居酒屋 八丁堀」にリニューアルオープンしてまもなく1カ月になる。リニューアルオープン日は9月16日。

自然薯を使った「黄金とろろご飯」

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 2019年11月の営業開始時から店長を務めてきた安部健太郎さんが独立し、同店の経営を継承した。これまでの看板メニュー「広島つけ麺」は残し、新たな主力メニューとして自然薯(じねんじょ)を使ったものを加え、昼は広島つけ麺やとろろメニュー、夜は居酒屋として営業する。

 安部さんは「オープンから約3年たったが、夜遅くまで営業していることから、2軒目としての深夜利用が定着したと感じる。ありがたいことに、週末の夜はリピーターでほぼ満席になることが多い。今後は、1軒目としての利用も増やせたらと思い、この辺りで提供していないメニューや、幅広い世代に受け入れてもらいやすい自然薯に着目した」と話す。

 自然薯は、周南市の自然薯農家「やまいもまつり」(徳山)で栽培されたものを使う。とろろ汁は、自然薯をすりおろし、昆布やカツオなどで出汁(だし)を取って仕上げる。とろろメニューは現在、数量限定で「黄金(こがね)とろろご飯」(500円)を提供している。

 「広島つけ麺」は、3種類の唐辛子やラー油をベースにブレンドし、カツオや昆布だしなども使ったつけだれで提供するほか、辛さを抑えた「油まぜそば」や「担々麺」(以上800円)、手作りの「ギョーザ」、「自家製唐揚げ」(以上500円)なども提供する。

 夜の居酒屋メニューは、「刺し身の盛り合わせ」(800円~)や前菜、サラダ、「牛タンの直火炙(あぶ)り」(1,300円)、揚げ物などを提供する。夜の客単価は2,500円~3,000円前後。

 安部さんは「とろろメニューは、仕入れの関係でまずは昼のみの提供となるが、将来的には鉄板焼きなどのメニューを増やして夜にも提供したい。希少な天然の自然薯を食べたことがない人にも味わってもらえるよう、さまざまなメニューを提案していきたい」と話す。

 営業時間は11時~14時、18時~2時。日曜・月曜定休。

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