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山口・小郡に焼き肉店「悠遊」「つけ麺二九代目YUTAKA」 2店共同出店

井口亮介社長(左から2人目)と店舗スタッフ

井口亮介社長(左から2人目)と店舗スタッフ

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 山口・小郡に「個室焼肉 悠遊 小郡総本店」(山口市小郡みらい町1、TEL 083-972-2955)が2月1日、「つけ麺専門店 二九代目YUTAKA」(TEL 083-972-2977)が同5日に、それぞれオープンした。

「二九代目YUTAKA」が提供する「肉つけ麺」

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 約120坪の建屋に業態が異なる2店舗がオープン。経営は、湯田温泉や防府を中心に焼き肉店や居酒屋を展開するRNS(山口市湯田温泉1)で、「悠遊」としては2店舗目。「二九代目YUTAKA」は、つけ麺専門店や居酒屋を展開するYUTAKA(宇部市中村3)と共同で出店。「つけ麺YUTAKA」としては5店舗目となる。

 RNSの井口亮介社長は「店舗展開の一環で2年前から出店を計画してきた。コロナ禍で大箱店のリスクや人材難などを経験したので、2店舗で店舗営業や人手を相互的にできるようにアフターコロナを見据えた形にした」と話す。

 「悠遊」は、店内に掘りごたつ席12席とテーブル席8席の個室20部屋を備える。山口県産の黒毛和牛などを提供し、幅広い客層をターゲットに据える。

 メニューは、「和牛カルビ」(638円)や「上タン塩」(1,056円)、「和牛ロース」(1,078円)などのほか、「ツラミ」「クラシタ」「しんしん」などの希少部位を日によってそろえる。「黒毛和牛刺しウニイクラのせ」(2,420円)や「黒毛和牛赤身刺し」(1,518円)、「白センマイ刺し」(935円)などの生肉料理のほか、薄切り肉をフグ刺しのように見立てた「黒毛和牛てっさ」(2,112円)も用意する。客単価は、ランチタイム=2,000円前後、ディナータイム=5,000円前後。

 「二九代目YUTAKA」は、店内にカウンター10席を設け、魚介と豚骨ベースのつけ麺を提供する。メニューは、つけだれに牛すじ肉を入れた「つけ麺」と「油そば」(以上900円)を看板に、肉を増量した「肉つけ麺」と「肉油そば」(以上1,300円)の4種類。

 YUTAKAの野上裕太社長は「山口に出店したいと以前から考えてきた。井口社長とは古くからの親交があり、これまでもメニューのプロデュースをしてもらうなどでコラボしてきた。今回、お互いの強みをかけ合わせて出店できてうれしい」と話す。

 井口社長は「小郡エリアへの出店は初。地元の人の行きつけの店になれるように地域になじんでいきたい。夏にはこの建物内に精肉と総菜のテイクアウト店を出店する予定。お客さまの要望に応えながら愛される店にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は、悠遊=11時~14時、17時30分~22時(金曜・土曜は23時まで)・月曜定休、二九代目YUTAKA=11時30分~15時、18時~22時。

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