居酒屋「おばんざい・日本酒・焼酎　あかぼし」（宇部市中央町3、TEL 0836-34-0755）が5月28日、宇部にオープンした。

提供する日替わりのおばんざい

　県内で居酒屋などを展開する「H&N」（中央町1）が、同社11店舗目、宇部エリア6店舗目として出店。場所は「辛麺　龍輝（たつき）」跡で、店舗面積は約10坪。オープンキッチンを囲むカウンター席13席を設け、旬の食材を使った日替わりのおばんざいを並べる。

　JR宇部新川駅やビジネスホテルが近いことから、出張客やビジネスマンの来店を見込む。石田萌華店長は「16時開店なので0時会や夕食でも利用してもらいたい。帰宅前の一杯や2次会、締めの一杯などでも気軽に立ち寄ってほしい」と話す。

　同店は、「瓶ビールを日本一おいしく飲める店」を目指し、カウンター各席に保冷のビンビール専用ボトルクーラーを設置した。石田店長は「ついついおしゃべりが楽しくなっても、いつでも冷えたおいしいビールを楽しんでほしい」と話す。

　提供するのは、日替わりのおばんざいのほか、「アジフライ 柴漬けタルタル」（500円）、「手作り。ふわふわチーズやっこ」（450円）、「黒糖とろ鯖（さば）みりん干し」、「鶏むね肉の炙りレアタタキ」（以上600円）、「蟹（かに）みそ」（400円）などや、おつまみメニュー、野菜を10.種類使った「カレーライス」（600円）、ライスなしの「おつまみルー」（500円）、漬物付きの「おむすび」（200円～）4種類など。

　ドリンク類は、県内の定番の地酒や全国各地からそろえた日本酒と焼酎のほか、「赤星」などの瓶ビールやハイボール、レモンサワー、果実酒、ワインのほか、ソフトドリンクも用意する。客単価は4,000円前後。

　石田店長は「地元の酒屋・松原酒店に、季節を感じる日本酒や焼酎をセレクトしてもらっている。料理のお皿や酒器にもこだわり、有田焼、純銅グラス、薄はりグラスなどを使用する。味や香りを最大限に楽しんでもらいたい。スタッフとの会話も含め、ほっこりする空間と優しい家庭料理、おいしいお酒で落ち着いてゆっくり過ごせる店になれたら」と笑顔を見せる。

　営業時間は16時～24時。日曜定休（月曜が祝日の場合は営業）。