アイススイーツ店「QQQ(キューキューキュー)山口店」(山口市小郡御幸町)が6月30日、JR新山口駅近くにオープンした。
「QQQ」は、和菓子の製造・卸売を行う「とらい」(羽曳野市)が全国展開しており、同店が6店舗目で中国地方初出店。場所は、パン店「二度寝の長州」の隣で、パン店を運営する「小郡不動産」(小郡明治1)がフランチャイズ店で出店した。
店内にカウンター席20席を用意。パン店「二度寝の長州」を改装し、行き来ができるようにした。小郡不動産の石川秀成常務は「当初はパン店のカフェスペースとしての利用を考えていたが、駐車場などの理由から新山口エリアにはないスイーツに着目した」と話す。
提供する「アイススイーツ」は、練乳入りミルクを専用の機械に流し込み、瞬時に凍らせてパウダー状に削ったもの。石川常務は「かき氷のような、アイスクリームのような新感覚のスイーツ。氷を使わないので、ふわふわサラサラの食感が特長。溶けるのが遅いのでテイクアウトも可能」と話す。
アイススイーツは7種類で、「黒蜜きな粉金時ミルク」「宇治抹茶金時ミルク」「いちごミルク」のほか、旬の果物を使った期間限定メニュー「マンゴーミルク」「ドラゴンフルーツミルク」「ブルーベリーミルク」、山口店限定でラスクをトッピングした「キャラメルコーヒーミルク」を用意する。価格は800円。
このほか、氷を使ったかき氷「いちご」「メロン」(以上480円)や、ソフトクリームをトッピングしたかき氷なども提供する。
オープンからもうすぐ1カ月を迎える。石川常務は「若い世代から年配の方まで、店内で一息してゆっくり過ごしてもらえている様子。今後も不動産会社として、住みやすいまちづくりに貢献していきたい。秋ごろにはスイートポテトの提供も考えている。1年を通してアイススイーツを楽しんでもらえれば」と笑顔を見せる。
営業時間は11時~18時。月曜・火曜定休(祝日の場合は営業)。