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長門で「ながとサウナウィーク」始まる サウナで「地域創生」目指す

仙崎で行われた初日の様子(写真提供=工藤裕也さん)

仙崎で行われた初日の様子(写真提供=工藤裕也さん)

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 サウナを通じた地域創生・まちづくりイベント「ながとサウナウィーク」が8月27日、長門市内で始まった。

初日の様子

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 今年5月から長門市地域おこし協力隊員として活動する工藤裕也さんが主催する。全国でテントサウナイベントを展開する「CHILL DOG」が共催し、同イベントでもテントサウナを提供する。

 工藤さんは、バックパッカーとして日本全国や世界12か国を巡った経験を持つ。「山口県のみならず中国・四国エリアはサウナブームが起きていないと感じた。長門からサウナのムーブメントを起こしたいと思っていたタイミングで、『CHILL DOG』から山口でのイベント開催の声がかかり、実証実験的に行うことを決めた。地元の方にサウナの新しい入り方を提案したい」と話す。

 同イベントは、9月1日までに4回実施する。初回の8月27日は、仙崎の交流拠点「おはと」(仙崎幸町)で「古民家×テントサウナ×サ飯×DJ」を行った。サウナ未経験者や普段は銭湯などでサウナを利用している地元住民のほか、防府市や美祢市、東京などからの参加者もあったという。

 同28日には、「七重川河川公園」(俵山)でプールを貸し切りにした「プール×テントサウナ×ピクニック×森林浴」、同30日には「棚田の花段」(油谷後畑)で、フレッシュハーブや屋上外気浴を楽しめる「廃校×テントサウナ×ハーブ(ロウリュウ、プール、ドリンク)×マジックアワー」、最終回の9月1日には「青海島シーサイドホテル」(仙崎)で、夜のビーチでのBBQなどが楽しめる「海×テントサウナ×BBQ×ソフトドリンク×サンセット×ナイトサウナ×DJ」を予定する。

 宣伝用のチラシなどには内容だけを掲載し、「どれだけの人がイベントとして魅力を感じてくれるのかを知りたい」という実験的な思いから参加費用をあえて明示せず、問い合わせを受けてから説明する形で行う。

 工藤さんは「温泉地によく設置されているドライサウナではなく、フィンランド式のウェットサウナを用意している。これまでサウナの息苦しさが苦手だった人も入りやすいので、アロマの香りを楽しみながらリラックスしてもらいたい」と話す。

 「サウナ未経験の方や、ライト層の方でも気軽に楽しめるイベントになっている。長門の自然や古民家など、魅力的なロケーションでサウナに入ることでより気持ち良い体験ができるはず。まずは仙崎地域からサウナのムーブメントを起こし、将来は長門のいろいろなところでサウナを展開し、長門全体がサウナビレッジと呼べるところまで創り上げたい」とも。

 問い合わせは、工藤さんのインスタグラムアカウントまたは電話(090-6529-6969)で受け付ける。

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