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バスケB3リーグの「山口パッツファイブ」、今週末宇部で開幕戦へ

宇部市長を表敬訪問した成田社長(中央)と山口パッツファイブの選手・スタッフ

宇部市長を表敬訪問した成田社長(中央)と山口パッツファイブの選手・スタッフ

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 男子プロバスケットボール・Bリーグ3部(B3リーグ)の「山口パッツファイブ」の開幕戦が10月7日・8日、宇部の「俵田翁記念体育館」(宇部市恩田町4)で行われる。

鮫島和人ヘッドコーチ

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 今年7月に山口ペイトリオッツから名称変更し、B3リーグ3年目のシーズンに臨むパッツファイブ。運営する「山口プロバスケットボール」(宇部市錦町)の成田俊彦社長は「チーム名が変わり、新しいユニフォームを着た選手たちの姿を見てもらいたい。新チームの編成は、議論を重ねたコンセプトに沿ったメンバーが集まってくれたので、これからのチームの成長も見どころになる」と話す。

 今季のB3リーグは全18チームが参加し、1クラブ52試合を行う。来年4月上旬までリーグ戦を実施した後、上位8クラブによるプレーオフを実施する。パッツファイブは、宇部の俵田翁記念体育館を中心に、山口や下関などでホームゲームを開催する。

 開幕戦を前に10月4日、成田社長と鮫島和人HC(ヘッドコーチ)、全選手が篠崎圭二宇部市長を表敬訪問した。篠崎市長は「バスケットボールは日本代表がパリ五輪の出場権を獲得するなど、非常に盛り上がっている。今週末の開幕戦は、宇部市民応援デーということでたくさんの市民が応援に行くはず。パッツファイブらしいスピードあるオフェンスを見せてもらえれば」とエールを送った。

 鮫島HCは「チームとして戦う姿を皆さんに見てもらいたい。選手1人1人、誰が活躍してもおかしくない力を持っているので、試合ごとにヒーローが変わるようなチームを作っていきたい。オフェンスではリーグで1番速いバスケットを目指し、守備では変幻自在にいろんなことをやりながらアクレシブに戦っていければ」と話す。

 キャプテンを務める重冨友希選手は「今年も個人の能力はある。昨シーズンはチームとしてまとまることがまだ足りなかったのかなと思っている。今シーズンはチーム全員が同じ方向を向き、熱い思いを持って練習を重ねてきている。シーズンを通してもっと良いチームになり、1番長い試合数をこなしたい」と意気込む。

 開幕戦は、しながわシティバスケットボールクラブと対戦する。開始時間は、7日=15時、8日=14時。

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