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山口・吉敷にもんじゃ焼き「もんじゃず」移転 一軒家改装、冷凍商品にも注力

「もんじゃず」店内

「もんじゃず」店内

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 もんじゃ焼き専門店「もんじゃず」(山口市吉敷、TEL 090-6438-5342)が5月12日、山口・吉敷に移転オープンした。

「もんじゃず」が提供する料理

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 2018年4月、山下優(すぐる)さんが母・菊代さんの後を継ぎ、萩から山口市中心商店街に移転した同店。コロナ禍で人が集まる機会が減ったことなどから昨年12月に閉店したが、常連客から「もう一度店を開けてほしい」という声が多く届き、再開を決意した。現在は、親子で店を切り盛りする。

 中心商店街から移転した同店は、一軒家を改装した店内にテーブル席=10席を設ける。移転後は、もんじゃ焼きの営業を金曜・土曜の夕方からと日曜・祝日のみに限定する(前日までの予約が必要)。予約は電話で受け付ける。月曜から木曜は、冷凍商品を販売する。

 提供するもんじゃ焼きのメニューは、トマトやえび、バジルなどが入った「とまちぃ~もんじゃ」(1,300円)、常連客からのリクエストでメニュー化した麻婆味が特長の「麻婆ろしの辰もん」、いかやホタテが入った「海鮮もんじゃ」(以上1,200円)など10種類。具材は山口県産の食材を主に使う。

 お好み焼きメニューは、「ネギトロリン」(1,200円)、萩産のイカが入った「いか玉」(900円)など7種類を用意。「焼き肉」(850円)、「ゴマネギとうふ」(450円)なども提供する。ドリンク類は、ビールやハイボール、焼酎、ワイン、ソフトドリンクなどをそろえる。

 冷凍商品は、お好み焼きの「豚玉」(850円)、「えび玉」(900円)のほか、「パエリア」(1,200円)も販売する。今後はもんじゃ焼きの冷凍商品化にも挑戦するという。

 オープンから1カ月がたつ。優さんは「店の再開にあたりクラウドファンディングを活用したが、ほとんどが常連客からの支援で、オープンを待っていただいているお客さんがいることがとてもうれしかった。ヴィーガン対応やアレルギー対応の商品を開発するのが今後の目標。自分たちにしかできないサービスを提供したい」と意気込む。

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