防府が舞台のアニメ映画「マイマイ新子と千年の魔法」-地元で先行試写会

原作者の髙樹のぶ子さん(右から3番目)、エグゼクティブプロデューサー・丸田順悟さん(右から2番目)らが舞台挨拶を行った

原作者の髙樹のぶ子さん(右から3番目)、エグゼクティブプロデューサー・丸田順悟さん(右から2番目)らが舞台挨拶を行った

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 「ワーナー・マイカル・シネマズ防府」(防府市中央町)で5月21日、アニメ映画「マイマイ新子と千年の魔法」の特別先行試写会が行われた。

映画のワンシーン

 同作品は、防府市出身の芥川賞作家・髙樹のぶ子さんが、自らの幼少時代をモデルに描いた自伝的小説「マイマイ新子」をアニメ映画化したもので、昭和30年代の防府市を舞台に自分たちの世界を真剣に生きる子どもたちを描く。

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 空想好きの小学3年生の少女・新子は、どこまでも続く麦畑に囲まれた家で千年前の町の様子を思い浮かべたりしながら、毎日楽しく過ごしていた。そんな新子の前に、東京からの転校生・貴伊子がやってきて、二人は次第に仲良くなっていく、というストーリー。

 制作にあたり、当時の防府市の資料やロケーションハンティングをもとに昭和30年ごろの防府市の風景を再現。台詞も山口弁で収録。声優オーディションで合格した山口県在住の子どもや山口放送のアナウンサーも声優として参加している。

 監督は、スタジオジブリ作品「魔女の宅急便」「名探偵ホームズ」の演出補や、テレビシリーズ「名犬ラッシー」の監督を務めた片渕須直さん。エグゼクティブプロデューサーを、柳井市出身で制作スタジオ「マッドハウス」代表の丸田順悟さんが務めた。

 試写会で髙樹さんは「人が空を飛んだりするようなアニメーションではないが、この作品の中の深い意味を感じ取り、何かを見つけてほしい。昭和30年代の時代にもう一度戻って、見た人の心の運動になれば」とあいさつした。

 今年11月に全国ロードショーを予定。

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