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山陽小野田・厚狭の「玄米おはぎ」人気に-店内でチャリティーCD販売も

もりなが松陰堂店長の守永美恵さん(左)とスタッフの藤井則子さん(右)

もりなが松陰堂店長の守永美恵さん(左)とスタッフの藤井則子さん(右)

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 山陽小野田・厚狭の和菓子店「もりなが松陰堂」(山陽小野田市厚狭、TEL 0836-72-0050)が販売する和菓子「玄米おはぎ」が人気を集めている。

同店が販売する「玄米おはぎ」。写真左=きなこ、右=粒あん。

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 同店が6年前から販売する玄米おはぎは、もち米の代わりに玄米のもち米を使う。もち米のモチモチとした食感と、玄米特有のかんだときのプチプチとした食感が特徴で、粒あん、きな粉、ゴマ(以上130円)の定番に、ナッツ、チョコ(以上150円)を加えた5種類を販売している。

 「無添加にこだわっており、菜種オイルや黒糖、北海道産大豆など食べて安心な素材を使っている」と守永美恵店長。「お土産でもらっておいしかったから、と山口や下関からわざわざ求めに来られるお客さまもいる」ほどだという。

 山陽小野田を中心に活動している歌手・小夏鮎さんの実家でもある同店。小夏さんは昨年の夏に厚狭地域が水害に見舞われた際に制作したCD「あの夏の川のうた」の売り上げを厚狭の復興に充てるために寄付していた。今回の東日本大震災を受けて、1月21日からのCDの売り上げ全額を義援金として日本赤十字社に寄付することを決めた。

 「厚狭は大変な水害に遭いながらも復興することができた。今回の地震で水害に遭った地域が早く復興することを祈るばかり。わずかでも役に立つことができれば」と小夏さん。小夏さんのCDは、同店のほか永山酒造(厚狭)や洋菓子店トロアメゾン(大字郡)でも取り扱う。CDの価格は、シングル=500円、ミニアルバム=1,000円。

 営業時間は10時~16時。日曜定休。

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