お茶の製造販売をする「鴻雪園」(山口市本町2、TEL 083-921-1717)は6月8日より、緑茶を使ったロールケーキ「う米っ茶ロール(うまいっちゃろーる)」の販売を開始した。
同商品は、「山口小野新茶」をスポンジ生地と生クリームに練り込んでいる。練り込む茶葉は、八十八夜に摘み取られた新茶を石臼で丹念に挽いたもの。1本につき30グラムの茶葉を使用している。「ほろ苦い緑茶の味わいが特徴」(同店)だという。
スポンジ生地には小麦粉の代わりに山口県産のお米を使った米粉を使い、米粉を使ったパンやケーキを製造している山口市内のパン店「トレビ」が製造している。商品名は、先月行った公募で決めた。200件の応募があり、「こめちゃロール」「米茶ん(まいちゃん)」「コメッ茶ロール」など、米と茶を使ったネーミングが多かったという。価格は840円。
同店の高津眞二社長は「お茶だけではお客の足が遠のくので、しばしば買ってもらえるような商品を販売したかった。お茶とセットにしたギフトセットやネット販売など、販売方法を模索中」と話している。
店頭での販売のほか、同社ホームページとJA全農のホームページでも販売している。営業時間は10時~18時。日曜定休。