お茶の製造販売をする「鴻雪園」は4月6日、山口・本町にある「ティーセンター鴻雪園」(山口市本町2、TEL 083-921-1717)をリニューアルした。
店舗面積は約20坪で、リニューアル前と比べ2倍に増床したほか、以前はグレーだった壁を白に変えて雰囲気も刷新。
同社では、茶葉を隣接する自社工場でブレンドして、新鮮な緑茶を製造し、道路に面した店舗で販売している。店内では、出来たてのお茶の試飲もできる。同店では「袋に入っていては、どんなお茶か分からないので、試飲しながら納得できるものをお買い上げいただければ」と話している。
商品は、同店が独自にブレンドした春季限定の「春語り」(80グラム/1,050円)、宇部・小野地区で作られた茶葉を使用した「山口小野茶」(100グラム/1,050円)、花粉症対策として注目されている「メチル化カテキン」を含む茶葉を使ったペットボトル飲料「べにふうき」(200円)など。そのほか、「抹茶こっこ」「抹茶どらやき」「抹茶シュークリーム」など、抹茶を使った菓子も販売する。
同店の高津眞二社長は「工場と直結した店舗なので、出来たての、より新鮮なお茶をお届けできるようになった」と話している。
2月末までは、同店のほかに道場門前店を営業していたが、隣接する「どうもんビル」の解体工事に伴い閉店した。道場門前店ではイートインコーナーがあり、同社の新鮮な抹茶を使った「抹茶ソフト」が好評だったが、新店では設備がないため販売しないという。
4月6日~8日には「開店セール」を実施。商品を特別価格で提供するほか、先着30人に「抹茶どらやき」「抹茶シュークリーム」などを提供する。営業時間は10時~18時。日曜定休。
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