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宇部・新天町のお化け屋敷、春季営業行わず-復興支援で陸前高田市に

春季営業を断念した宇部のお化け屋敷「デッド・オア・アライブ」

春季営業を断念した宇部のお化け屋敷「デッド・オア・アライブ」

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 宇部・新天町アーケード内のお化け屋敷「Dead or ALIVE(デッド・オア・アライブ)」(宇部新天町1、TEL 0836-35-0556)が春季営業を行わないことが分かった。

ストーリーの主人公・たみちゃんも「本当にごめんなさい」

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 春休み期間に合わせて予定していた営業開始日は3月24日。営業を行わない理由について、同施設受付窓口には「本当に本当にごめんなさい」と題した紙が貼り出され、続けて「スタッフ一同、東北支援のため夏休みまでお休みせざるを得ません。その代わり、必ず7月21日からは開催しますのでよろしくお願い致します」と謝罪文がつづられている。

 同施設を運営する宇部中心街みらいの会代表の城光さんは現在、宇部から車で岩手県陸前高田市に赴き、東日本大震災の復興支援のために活動を行っているという。

 昨年8月1日に商店街周辺の活性化を目的にオープンした同施設。口コミやインターネットで話題を集めて中高生を中心に人気を呼び、オープンから1カ月半後には入場者数が1万人を突破。11月1日には「世界一歩行距離が長いお化け屋敷」としてギネスに認定されるなど、昨年下半期の宇部を盛り上げた。

 現在のテーマは、主人公・たみちゃんが髪の伸びる和人形に憑依(ひょうい)したというストーリー設定の「第2章 和人形の扉」。恐怖体験だけでなくミッションを達成して進むロールプレーイング性があることが特徴。

 城さんは「お客さまには申し訳ない気持ちでいっぱいだが、やらなければいけないことがある。夏には期待に応えることができるような形で必ずオープンする」と決意を語る。

 夏季営業開始予定日は7月21日。

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