山口・阿知須の道の駅「きららあじす」(山口市阿知須、TEL 0836-66-1001)が期間限定で提供しているスイーツ「くりまさるの焼きドーナツ」が人気を集めている。
同駅内の直営パン店「ピーターパン」が製造している同商品は、阿知須特産のカボチャ「くりまさる」を使ったもの。「クリにも勝る甘さ」が特徴の同カボチャを使ったメニューとして2年前に発売したところ好評だったことから、カボチャの最盛期に合わせて製造販売している。
今年は「くりまさる」の初売り2日目の7月13日から製造を開始。1日限定30個で店頭に並べたところ、早い日には1時間ほどで売り切れるほどの人気ぶりを見せている。価格は1個130円。毎日10時~10時30分ごろに焼き上がる。
使用するカボチャは、同駅が借り受けている約180坪の畑で同駅スタッフや地元農家が共同で栽培したもの。蒸してゴロゴロとした食感が残るようにつぶして生地に混ぜ込み、しっとりとした食感に焼き上げる。
「カボチャの量やバランス、歯応えなど試行錯誤を繰り返してレシピを完成させた。当駅の客層に多い主婦層に向け、揚げずに焼いてヘルシーに仕上げている」と同店スタッフの川口ひろみさん。「くりまさるのホクホクとした甘さが感じられる夏のスイーツ。今年は昨年よりもカボチャの玉が大きかったので、8月末まで提供する予定。地元の旬の味わいを楽しんでもらえたら」とも。
同店の営業時間は9時~15時。