山口・湯田温泉にブルガリア料理店「ブルガリアダイニング ORACION(オラシオン)」(山口市湯田温泉1、TEL 083-924-8430)がオープンして3カ月がたった。
同エリアで飲食店を展開する「パンプローナ」が、湯田温泉街の路地に9月16日にオープンした同店。きっかけについて「次なる出店を考えていた時にブルガリア料理を知り、耳なじみのないコンセプトで展開しようと決めた」と同社業務管理責任者の堀学さん。約20坪の店内にはカウンター6席、テーブル24席を用意する。
提供するのは、野菜や豚肉を使ったブルガリアの代表的な煮込み料理「カヴァルマ」(900円)や、ひき肉と香草を合わせて焼き上げた屋台料理の「キュフテ」(1,000円)、ブルガリアの香辛料やヨーグルトソースで味付けする「ムサカ」(880円)、ヨーグルトムースをかけたサラダ「スネジャンカ」(730円)など。
そのほか、「自家製ローストビーフ」(1,200円)や「ミックスピザ」(900円)、パスタやつまみメニューなど約50種類をそろえる。アルコール類は、6種類のビール(600円~)やカクテル(580円~)など80種類のほか、ブルガリア産のワイン(530円~)も5種類用意する。客単価は3,500円~4,000円。
オープンからこれまでの様子について「口コミやウェブでじわじわと知っていただいていて、2次会利用も多い」と堀さん。「ブルガリア料理というと驚かれることもあるが、全く知らない食材を使うわけではない。食事を楽しんでもらえる店として20~30代の若い層を中心にカジュアルに利用してもらいたい」と話す。
「店内にはスクリーンも用意しているので、パーティーやバー利用などさまざまなシーンで利用してもらえたら。ゆっくり過ごしていただける雰囲気作りにも努めていきたい」とも。
営業時間は18時~翌2時。日曜定休(祝日の場合は月曜)。