山口市内の和菓子店、カフェなど4店舗で1月18日より、山口の名菓「ういろう」を使用した「ういろうスイーツ」や「ういろうデザート」の開発に向けたモニター調査が期間限定で行われている。
山口商工会議所が市内のういろう生産事業者と共同で進めている、山口ういろうのブランド化推進と新商品開発を目的とした事業の一環。同会議所では、ういろうの新しい食べ方として、カフェや自宅で手軽にデザートメニューとして味わえる「ういろうスイーツ」「ういろうデザート」の開発を行ってきた。今回、市内の和菓子店やカフェが考案した「ういろうデザート」を実際に店舗で提供し評価を聞くモニター調査を期間限定で実施している。
旅館「梅乃屋」の「和カフェ 季ゆらら」(山口市湯田温泉4、TEL 083-922-0051)では、カフェ利用時に「利休外郎」「ショコラデ外郎」「外郎いちご大福」「外郎どら焼き」のいずれかを試食できる。和菓子店「三隅勝栄堂」(上竪小路、TEL 083-922-1026)では、商品購入者に「餅外郎」「もなか外郎」を試食サービス。喫茶「ラ・セーヌ」(後河原、TEL 083-922-4009)では、食事をした人に「餅外郎」の試食。カフェ「deco(デコ)」(後河原、TEL 083-924-2007)も、食事をした人に「餅外郎」か「外郎アイス」を試食サービスする。いずれも1日先着30人(「deco」のみ15人)への提供。
試食後、おいしさ、価格、アイデアなどを評価するアンケート用紙に記入して、各店へ提出する。山口商工会議所では「今後、いろいろな店舗やレストランにメニューとして置いてもらうことを目指している。山口のういろうをこれまでとは違った形でPRして、『ういろうのまち・山口』を定着させたい」という。2月3日まで。
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