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山口県立美術館で「いわさきちひろ展」−復元したアトリエ空間も
山口県立美術館(山口市亀山町、TEL 083-925-7788)で4月17日より、画家・いわさきちひろさんの展覧会「いわさきちひろ展〜ようこそ!ちひろの家へ〜」が始まった。
透明感と潤いに満ちた画風で、さまざまな絵本や表紙絵を手がけたいわさきちひろさん。没後30年を経た今でも、人気のある画家。独特の水彩画の技法によって描かれるちひろさんの作品は、子どもたちのみずみずしい表情や生命観を表現している。同美術館でちひろ展を開催するのは18年ぶりで、今回は「家」をキー・コンセプトに代表作123点を展示する。
展示は、赤ちゃんを描いた作品を展示する「母のまなざし」、息子やその友だちをモデルに描いた「子どもたちの声」、アトリエ空間を復元展示する「ちひろの家」、アンデルセンの童話や「青い鳥」など代表的な絵本の世界を描いた「絵本」など7つのテーマで構成する。
同展では、ちひろさんのアトリエを復元展示しており、ちひろ美術館以外の場所では初めての公開となる。1952年、東京・練馬区に建てた家の一角にあったささやかなアトリエをそのまま再現。展示からアトリエが居間の一角にあったことや、ちひろさんが左ききであったことなどがうかがえる。
いわさきちひろさんの長男で、安曇野ちひろ美術館の松本猛館長は「子どものころから、絵の前でおしゃべりすることは大切なので、大人と子どもが一緒になって絵のことを語り合える場になれば。県立美術館がちひろの家になり、遊びに来てくれることを願う」と話している。
開館時間は9時〜17時。休館日は、4月21日、5月7日・12日・19日。観覧料は、一般=1,000円、学生=800円。5月25日まで。
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