山口市中心商店街にレンタルボックス-独自ブランド持つ出店者も

奥行きのある店舗には、アクセサリー、衣類、小物などが並ぶ

奥行きのある店舗には、アクセサリー、衣類、小物などが並ぶ

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 街づくり山口(TMO)は8月1日、山口・中市商店街にレンタルボックス「街知箱(まっちばこ)」(山口市中市町、TEL 083-902-3553)をオープンする。

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 店舗面積は約30坪。商店街の空き店舗を改装した奥行きのある店内に、レンタルボックス、陳列棚、ハンガー、ショーケースなどが並ぶ。店舗奥のスペースは、アート作品を展示するギャラリー、ワークショップ、カフェなどに使用するという。

 現在出店しているのは36団体。ほとんどが山口市、防府市、周南市、宇部市など山口県内在住の個人だが、実際に店舗を持っている企業がアンテナショップとして出店している場合もあるという。「KANAKO」(アクセサリー)、「IK7(アイケーセブン)」(帽子デザイン)、「クロッシェzakka工房 祐」(編み物アクセサリー)など、個人でオリジナルブランドを立ち上げた利用者も。

 1カ月の利用料金は、ボックス(幅36センチ×高さ36センチ×奥行き36センチ)=2,000円~、壁面棚(幅140センチ×奥行き35センチ)=2,000円~、ハンガー(1本)=200円など。現在、約65%が埋まっている。

 同施設は、ショップ出店への卵となるような人材を発見し、育成して、街づくりにつなげるのが目的。商店街への来街者増も狙う。同商店街内でチャレンジショップ「夢蔵」も同時オープンし、両者の連動も図るという。

 山口商工会議所の末永光正振興部長は「出店者には商品を置くだけでなく、小さいながらも自分の店という意識を持ってもらい、人材育成につなげたい。今後テーマを決めて商品を集めたり、ワークショップや個展などのイベントを企画したりしていきたい」と話す。

 営業時間は10時~19時。水曜定休。

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