山口・阿知須の阿知須総合支所そばに9月15日、民家を改装した創作和食ダイニング「和DINING たか」(山口市阿知須、TEL 0836-65-4568)がオープンした。
自宅を改装して作られた同店は、居間とダイニングだった空間に4テーブル(8席)を設け、別室に1テーブル(4席)の個室を備える。ほとんど手を加えず、家の雰囲気を残したままの店舗になっている。店舗面積は約50坪。
メニューは、阿知須産の野菜や近海から仕入れた魚など、地元の新鮮食材にこだわり、前菜からデザートまで全て手作りなのが特徴。懐石コースのみで、昼=3,500円・5,000円・7,000円、夜=4,000円・5,500円・7,500円。要望に応じて、ふくコースも可能だという(予約制)。
同店をオープンした手島貴志さんは、今年7月まで阿知須の旅館「てしま旅館」で料理長として35年間働いてきた。5年前に長男が旅館の跡を継いだことで、「そろそろ旅館のことは息子たちに任せて、こぢんまりとした店でじっくりとおもてなしができる店をやりながら過ごしたい」と、自宅を改装し店舗をオープンさせた。
手島さんの妻の手島明美さんは「一品ずつ料理を出すので、ゆっくりと味わいながら、家に帰った気分でくつろいでもらえれば。夫婦の記念日や会合、結納など、特別な日に使ってほしい」と話す。
営業時間は11時30分~14時、17時30分~21時30分。火曜定休。(©マルニ)