山口・阿知須に卵の専門店-金銀の薫製卵や卵餡の焼きたて饅頭も

4種類の卵を販売する「てしたまご」の店内

4種類の卵を販売する「てしたまご」の店内

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 「てしま旅館」の経営や「てしま食品」の販売などを手がける「テシマ」(山口市阿知須)は10月8日、山口・阿知須の「てしま旅館」入口に卵に関連した食品を販売する「てしたまご」(山口市阿知須、TEL 0836-66-2570)をオープンした。

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 店舗面積は約3坪。店内にはショーケースとカウンターがあり、壁面に銅板を使った和モダンな空間となっている。同店は、卵に関連した食品を取り扱う「たまごやさん」。下関・豊北町の養鶏場で育てられた鶏から産まれた卵を取り寄せて販売する。通常の鶏舎よりも3倍の広さを確保し、より自然な環境でストレスなく育てられた元気な鶏が産むおいしい卵だという。

 商品は、若鶏が産み始めたばかりの「初玉」と呼ばれる卵を詰めた「うぶたまご」(500円)、卵黄の甘みが強く黄身の色も濃い「てしたまご」(450円)、半熟温泉卵の「温(おん)たまご」(350円)、じっくり2日かけて薫製にし、金色と銀色で殻をコーティングした「燻(くん)たまご」(800円)の4種類。いずれも6個入。同店では、「あおさ醤油」「肉みそ」「鯨のみそ漬け」「てしまんじぇ」などの「てしま食品」と卵を一緒に組み合わせたギフトセットも販売する。

 回転焼きの生地に卵餡を入れて焼いた「てしまんじゅう」(120円)も販売。店頭で実演販売しており、窓越しに焼くところを見ることができ、焼きたてをその場で食べることもできる。1日300~400個製造する。4種類の卵と「てしまんじゅう」は同店限定販売で、スーパーや道の駅などでは販売しないという。

 同社食品事業部の村岡裕紀さんは「卵は安価でどこでも手に入る身近な食材だが、毎日の生活にある卵を少し考えてこだわってみてもらいたい。ここに来ればおいしい卵があると、わざわざ買いに来てもらえる店になれれば」と話している。

 営業時間は10時~18時。水曜定休。

てしたまごてしま旅館(©マルニ)

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