山口・大内御堀にある菓舗「豆子郎(とうしろう)の里 茶藏唵(さくらあん)」(山口大内御堀、TEL 083-925-2882)で6月22日、「100万人のキャンドルナイトin山口」が開催される。
「100万人のキャンドルナイト」は、省エネ運動として夏至の日の20時から22時の2時間、みんなで一斉に電気を消してゆったりと過ごそうという取り組み。全国各地で企業や団体がさまざまなイベントを開催する。
豆子郎(本社=山口市大内御堀)は、社名にもなっている山口の銘菓「豆子郎」をはじめとした和菓子を製造販売している。「お菓子を味わうだけでなく文化や芸術も大切にしたい」(同社)ということから同イベントを開催しており、今回で6回目。毎回約500人が訪れたという。
小川や池などがある日本庭園に約2,500本のキャンドルを灯し、夏至の日のためにセレクトされた香を焚くという。庭園だけでなく、敷地内の茶房「茶藏館(さくらかん)」の周囲にもキャンドルが灯される。同茶房では当日限定メニューの提供を予定している。開催時間は17時30分~22時。入場無料。
チャリティー企画として280人のクリエーターによるオリジナル扇子展「GOOD DESIGN GOOD SENSU」も開催。開催時間は22日=9時~22時、23日以降=9時~17時。7月8日まで。
同社では「毎回、五感を使ったおもてなしに務めているが、今回は涼を感じてもらえる趣向を凝らしている。多くの人と癒しの空間を共有できれば」と話している。
豆子郎100万人のキャンドルナイト(©マルニ)