山口大学工学部前に10月12日、フリースペースを完備するオークション自動車販売店「Auction Cafe（オークションカフェ）」（宇部市東梶返1、TEL 0836-43-9133）がオープンした。

場所は山口大・工学部前

　学生をメーンターゲットに据える同店の店舗面積は約27坪。茶色を基調としたアジアンテイストの店内に28席を用意。自由に無料で利用できる空間として、自動車販売やシステム開発などを手掛ける「アルボス」（宇部市東藤曲1）が自動車販売の新たな窓口として運営する。

　販売する自動車は「インターネットオークション」で仕入れたもの。利用者は、同社が使うオークションサイトで希望の車を探し、同社で落札し購入する。「同じ方法で仕入れる他社よりも10～15％安く提供できる」と同社担当者。購入後のメンテナンスはグループ会社の「若松自動車」（若松町6）が行う。

　店内では、インドやフィリピン、ベトナムなど東南アジアから直接買い付ける輸入雑貨も販売。アクセサリーや服、インテリアなどをそろえる。

　「学生にはサークルのミーティングや勉強、休憩する場として利用してもらえれば。車のことをどこに相談していいか分からない学生さんには、フォローも含めて相談を受け付ける。一般の方の利用ももちろん可能なので、気軽に来店いただければ」と担当者。

　営業時間は10時～18時。日曜定休。