宇部・あすとぴあにコンビニ店「ナンプウ」-福祉施設、地域密着目指して

南方荘課長の谷﨑吉宏さんと職業指導員の井上美穂さん

南方荘課長の谷﨑吉宏さんと職業指導員の井上美穂さん

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 宇部・あすとぴあに4月23日、コンビニショップ「フレンズショップ NANPUU」(宇部市あすとぴあ2、TEL 0836-43-6211)がオープンした。

場所は県産業技術センターほど近く

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 運営するのは、障がいを持つ人の就労・生活支援事業などを展開する社会福祉法人の南風荘。昨年10月に市内・神原から移転後、「当施設を利用する方が周辺で買い物ができる店舗がない」(同施設課長の谷崎吉宏さん)ことをきっかけに敷地内に開いた。障がいを持つ人の就労の場も兼ねて一般に向けて営業する。

 店舗面積は約16坪。店内には弁当やソフトドリンクやアルコール類、菓子やレトルト食品から洗剤、シャンプーやインナー(衣類)などの日用品まで約1800種類を用意。宇部市が推進する生ごみのたい肥化を行う「ダンボールコンポスト」も取り扱う。客単価は550円~600円。

 オープン初日にはセレモニーが行われ、小学生や周辺住民、周辺企業に勤務する利用客など約300人が来店し、にぎわいを見せた。

 「フランチャイジーとしての営業も考えたが、販売することもそうだが、利用者の方のスキルアップや地域の方に知っていただくこと、働く姿を見ていただくことに重きを置いていくので独自のショップにした。触れ合いの生まれる場にしたい」と谷崎さん。

 「5月からは施設の利用者の方もスタッフとして加わり、商品の管理作業を中心に接客も行う予定。地域に密着しながら幅広い方にお越しいただければ」とも。

 営業時間は9時~18時。第2・4土曜、日曜、祝日定休。

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